FERN English Academy)/ファーン イングリシュ アカデミー留学体験談

ファーン イングリシュ アカデミー留学体験談 （FERN English Academy）
ファーンイングリシュ（FERN English）のホスピタリティ英語（English for Hospitality）コースを受講した、亜希子さんに留学体験談を書いていただきました。

亜希子さんにファーンイングリシュ（FERN Englishの授業内容、ホームステイ、ファーストステップスを留学エージェントにを選んだ理由などについて書いていただきました。　

このファーン イングリシュ アカデミー（FERN English）の留学体験談は、加筆修正無しでそのままご紹介します。 （亜希子さんよりホームページへの掲載許可をいただいております。）

留学先にFern English Academyを選んだ理由はなんですか？

　授業料が適切だったことと佐藤さんのおすすめだったことです。

Fern English Academyの授業内容はいかがでしたか？ 　
良かったところ、改善して欲しいところがあればお願いします 。

　私の受講したコースは、English for Hospitalityというコースです。人数は1クラス4から8人程度で、生徒の国籍は主に日本と韓国でした。主に、将来ホテルやレストランなどで英語を使ったサービス業に就職することを想定し、必要な知識を英語で学び、必要なフレーズなどを実践するコースです。1週間ごとにテーマがあり、12週間 のコースです。月曜日から木曜日はその週のテーマのフレーズをロールプレイしたり、DVDをみながらリスニング、書き取りをしたり、その週のテーマの文法を習得したりします。授業のなかでは、生徒同士でテーマについて話合ったり、プレゼンテーションをしたりします。毎週金曜日には語彙の小テストと学校内外でのアクティビティーがあります。また、週末には必ず250語以上のエッセイが宿題として課されます。すべてのテスト、アクティビティー、エッセイは評価され合計の点数が60％以上ならば、12週間終了後ディプロマをもらうことができます。（* 注）
Fernのウェブサイトには紹介されていないようなので、12週間のテーマを紹介します。（2008年1-3月現在）私は2-8の週を受講しました。　
（* 注） English for Hospitality(12週間)コース終了後、もらえる資格は、Certificate in English for Hospitality Level 3の誤りです。

　
１、ﾃｰﾏ　Introduction to Hospitality
　　ｱｸﾃｨﾋﾞﾃｨ　Guest speaker from the hospitality industry
　　文法 Be verbs, Capital letters and punctuation

2,　ﾃｰﾏ　Customer Service & Courtesy English
　　ｱｸﾃｨﾋﾞﾃｨ　Customer service surveys around Auckland city
　　文法　Giving directions
　　＊授業では、仕事で使う丁寧語の英語のフレーズをロールプレイをしました。
　　　アクティビティではオークランド市街地の店を実際に訪れ、店員のサービスを観察
　　　その後学校に戻り、状況を（もちろん英語で）報告、話し合いをしました。

３、ﾃｰﾏ Oral Communications & Telephone Manners
　　ｱｸﾃｨﾋﾞﾃｨ Visit to NZMA Contact Centre
　　文法　Singular and plural nouns
　　 ＊授業ではビジネスの場での電話対応の場面のロールプレイをしました。
　　　アクティビティではNZMAのコンタクトセンター（電話が実際に設置してある）
　　　に行き、電話取次ぎなどの実践練習、授業の最後には、実際にオークランドの
　　　バスのコールセンターに電話をかけ、バスの時刻について質問をしました。
　　　※NZMAとは、fernと同資本の専門学校のこと。

４、ﾃｰﾏ　Cultural Diversity and Presentation Skills
　　ｱｸﾃｨﾋﾞﾃｨ　Power point presentations
　　文法　Articles
　　 ＊この1週間はパワーポイントの基本的な使い方を学び、金曜日には1人10分の
　　　パワーポイントを使用したプレゼンテーションをしました。内容は、出身国以外の
　　　国の紹介。私はイタリアをテーマに行いましたが、英語でプレゼンを
　　　したことがなかったので、10分の短い間でも大変でした。

５．ﾃｰﾏ　Food and Beverage – Bar Service
　　 ｱｸﾃｨﾋﾞﾃｨ Tasting spirits , liqueurs and cocktail demonstration at NZMA
　　文法　Countable , uncountable nouns, Quantifiers
　　 ＊授業では、ワイン、ビール、スピリッツ、リキュール、カクテルについて学び、
　 　　金曜日のテストでは、バーやレストランでのお客様への対応という設定で
　　　スピーキングテストがありました。
　　
　（例）
　　客：「喉が乾いたんだけどおいしいビールない？」
　　ﾊﾞｰﾃﾝﾀﾞｰ：「それでは、Mac's Light Goldはどうでしょうか？
　　　　　　　さわやかな飲み心地ですよ」
　　客：「ニュージーランドのビールじゃなくて、海外のやつ、ないかな？」
　　ﾊﾞｰﾃﾝﾀﾞｰ：「それでは・・・」等々（を英語で）
　　
　　お酒についてはあまり詳しくないうえに、たどたどしい英語で、この週も
　　大変でした。

　　また、アクティビティでは、学校の建物の3階にある、NZMAのバーカウンター
　　で、カクテル作りの実習をしました。カクテルを作る過程での英語の習得もでき、
　　カクテルの味見も出来、楽しみました。

6. ﾃｰﾏ　Food and Beverage – Restaurant Service
　ｱｸﾃｨﾋﾞﾃｨ　Lunch at a top Auckland hotel
　文法　Polite language
　 ＊授業では、レストランでのお客様への対応のロールプレイをしました。オーダーを
　　とったり、メニューを下げたり、丁寧な言い回しでお客様と会話する、など。
　　アクティビティでは、オークランドのあるホテルに行き、ブッフェのランチを
　　食べました。（fernではアクティビティの費用はすべて学校持ちです）ウエイター
　　のサービスを観察することが目的でしたが、おいしかったので、何もかも忘れて
　　いました。

７．ﾃｰﾏ　Food and Beverage – Coffee & Cafe Service
　　ｱｸﾃｨﾋﾞﾃｨ　Barista service and coffee making at NZMA
　　Cafe research around Auckland city
文法　Comparative and Superlative adjectives

＊授業ではコーヒーについての基本的知識を学び、アクティビティではNZMAの
　　　バーカウンターでコーヒーメイキングの実習とオークランド市街地のカフェを
　　　訪れ、バリスタやウエイトレスたちの仕事ぶりを観察、レポートにまとめました。

８． ﾃｰﾏ　Nutrition and Food Safety Standards
　　ｱｸﾃｨﾋﾞﾃｨ　Observation at NZMA cafe
文法　この週のテーマは無し。
　　＊本来ならこの週の金曜日には学校のキッチンで2グループに分かれていわゆる
　　　料理対決なのですが、このときは学校の引越しの関係でキッチンがまだ使用
　　　できず、野外でのバーベキュー対決となりました。月曜日から木曜日までは
　　　メニュー決定、役割分担、メニュー作り、買い物、の打ち合わせをし、金曜日に
　　　バーベキューをしました。

9. ﾃｰﾏ　Hotel Operations : Housekeeping & Room Service
　ｱｸﾃｨﾋﾞﾃｨ　Hotel visit
　Hotel research around Auckland city
　文法　Prepositions of place

10. ﾃｰﾏ　Hotel Operations : Front Office and Guest Services
　　 ｱｸﾃｨﾋﾞﾃｨ　この週は金曜日はbig test でｱｸﾃｨﾋﾞﾃｨは無し
　　文法　Present Perfect Tense

11. ﾃｰﾏ Written Communications for Business
　　ｱｸﾃｨﾋﾞﾃｨ　Red Fish workshop
　　文法　Present Perfect passive tense
　　Prepositions of time


12.ﾃｰﾏ　Employment Skills for Hospitality
　　ｱｸﾃｨﾋﾞﾃｨ　Graduation party
　　文法　Positive adjectives

　

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7週間受講してみてよかったところは･･･

　文法の学習のための場面設定の会話ではなく、あくまで職場で使うことを目的にした 会話の実践ができたことが、良かったと思います。また、目的意識のあるクラスメイト が多く、彼らの気迫を感じながら良い雰囲気で授業を受けることができたことです。
　

Fern English Academyに留学して良かったことは何ですか？
 
　講師の質が良く、生徒の求める点に的確に答えてくれたと思います。
　学校の雰囲気が明るいので金曜日のアセンブリーには楽しく参加できました。
　

ふだん、どのような方法で英語を勉強していま すか？

　日本では、インターネットで英文を読む、聞く。好きな日本の小説の 英語版を読むなど。
　ニュージーランドでは、ひたすらホストファミリーと話す、ゲームをする、など。


休日や放課後はどのように過ごしていましたか？

　旅行、オークランド周辺の散策、オークランド周辺の島々の1日ツアーに参加、 宿題をするためにオークランドの公立図書館ですごすことも。

ニュージーランドへ語学留学をする前は英語はどのくらい話せましたか？

　日常生活をするのに必要なことを伝えられる程度です。自分の動作について はしゃべることができますが、細かいニュアンスは伝えることができない状態です。

　
ホームステイについて

　7週間の滞在中はすべてホームステイでしたが、最初の4週間後、ファミリーを 変えました。理由は、そのファミリーは料理、洗濯などは完璧だったのですが、 肝心な会話はほとんどなく、むしろファミリーから疎外されているのでは？と疑問に 思う場面が多々あったからです。会話を実践させてもらえないなら、ホームステイ をする意味がないと思い、ファミリー変更を決断しました。
　その次のファミリーはとてもフレンドリーで、英語の学習を伸ばす手助けを 積極的にしてくれました。近所のパーティに連れて行ってもらったり、子供たち のathletic（かけっこや高飛びなどをしていました）のクラブを見学させてもらったり、 私の学校の宿題のプレゼンテーションを聞いてもらったり。また、逆に、子供たち の学校の宿題を教えてあげたり、と理想のホームステイ生活でした。
　周りの人の話からも、ホストファミリーには、当たり外れがあるのが事実のようです。
高いお金をかけて、滞在するのですから、納得がいかないことがあれば、 スタッフにすぐに相談することが大事だと思います。（自分の生活態度に問題が ある場合もあるので、自分のことも振り返ってみることも忘れずに。）
　

留学する前と比べて 伸びたと思うところはありますか？ 　

　私は文法やリスニング、リーディングはこつこつと勉強するのが得意なのですが、会話がとても苦手でした。
　留学中は先生やクラスメイトにspeak up! と毎日言われる日々でした。自信がなくて声が小さくなってしまっていたようです。7週間の留学後は英語はもちろんですが日本語で喋るときでさえ声が大きくなったと言われました。
　留学中は日本人,以外のクラスメイトと話す機会が多く、仲良くなって一緒に飲みに行ったときに音楽や文学の話になると、細かいニュアンスが伝えられなくて悔しい思いをしました。そのことがなおいっそう英語の表現力の向上という気持ちを強くしました。留学後もあのときの気持ちを思い出して、語彙の習得に気持ちを燃やしています。
　また、2番目のホームステイ先の家族の子供達と一緒にゲームをしたり、牧場を訪れたりしたのですが、私の英語とニュージーランド人の英語では発音が大きく違い、そのことが原因でコミュニケーションがうまくとれないことがありました。ホストファミリーには発音はたくさん直してもらいました。Seat とsheet, Fry と Flyなど。留学後は、発音に関しても慎重に発音したり、リスニングしたりするようになりました。発音って本当に大事ですね。
　また、流暢に話すことの出来るクラスメイトもいて、どうやったらそんな風に喋ることができるのか、質問したところ「英語では大事なことをまず最初に言えばいい」とのこと。確かに日本語では大事なこと（否定や動詞等）は最後に言うけれど、英語では最初に大事なことを言う、これは決定的な違いだと思います。このtipについては今も英語で話すときには意識しています。こういったエピソードもあって、留学前よりは英語頭に変化したのではと感じています。
　留学後、伸びたと思うポイントをまとめると、やはり、教科書では学べない生きた英語を習得できたこと。会話での流暢さはもちろん、いかに英語での会話でさまざまな国籍の人とうまくコミュニケーションをとることができるかといったコツみたいなものを、たくさんの人や経験から学びました。

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今後のご予定は？

　しばらく主婦します。チャンスがあれば、貿易、英文事務系の仕事を再開したいと考え ています。
　

ファーストステップスを選んだ理由

基本的にインターネットで情報集めをしていましたが、他のどのエージェントよりも 佐藤さんの私のEメールへの対応が早かったからです。また、メールの内容も他の エージェントは形式的な返信文だったのに対し、佐藤さんのメールは、生きた人間が ちゃんとそこにいる感じがしました。

これから留学、ワーキングホリデーされる皆さまへメッセージをお願いします。

　私は留学に行く前には、文法など自分で学習できる範囲のことはできるだけやって おきました。それでもやはり不十分でもっと英語ができたら、もっと話しができるのに と、悔しく思う場面が多かった様に思います。英語のスキルが高ければ高いほど、 留学をより効果的で楽しいものに出来ると思います。留学、ワーホリ前の英語の復習を おすすめします。
　また、私は既婚者であり、年齢も30代でもあります。留学する前は、色々と考えま したが、やっぱり行って良かったです。　たった7週間でしたが、英語の上達はもちろん なのですが、新しい考え方が浮かんだり、物事を違った側面から捉えることができる ようになったと思います。また、これからの英語スキルの自分への課題もはっきりと わかりました。　留学やワーホリにもう一歩踏み切れない方もいるかもしれませんが、 ぜひ、チャレンジしてほしいです。
　　　　

亜希子さん、 詳細な留学体験談をありがとうございました。

ホスピタリティ　イングリシュコースでのコーヒー作りの実習 業務用のコーヒーマシンを使います。

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