今日は家族でロトルア旅行。妻と娘がマオリのハンギディナーショーを見ている間、私は釣りを楽しむことにした。
天気は最悪、雨、風が強く波も立っているこんな日に釣りをするのバカは私くらいのもので、湖畔には釣り人どころか観光客の姿も無い。
こんな日は魚の警戒心も薄れ、大物が釣れるに違いないと思う反面、今日は釣れないだろうな〜、チョット竿を振って釣れなかったら帰って温泉に入ろうと思いながら車の中で準備
し、湖畔に立った。
2グラムから10グラムのスプーンで表層から底を引っ張っても釣れるのは、ゴミと水草ばかり、色も黒、白、赤、緑、黄色、金、銀、アワビと換えてみても魚からの反応は
なし。 最後にミノーを試して帰ろうと思ってキャストした2投目、ゴツンと来ました。
竿に重量感が伝わった瞬間、ドラグが鳴り魚が沖へ走り、ジャンプを繰返す元気の良いニジマス。 ランディングネットを持っていなかったため、砂地の湖岸へ魚を誘導して無事にキャッチ。
その場で測ったら49センチの体高さある綺麗なニジマス
だった。 NZの湖で釣った初めての鱒にひとり感動! エラと内臓を取り除き、血抜き、魚の処理を終え、再び、ミノーをキャスト、するとまた、2投目にアタリが、今度の魚は、さっきのニジマスより明らかに重量感があった
が、引きはそれほど強くなく、すんなりと近くまで寄せるられたと思ったが、魚(大型のブラウン)と目が合った(気がした)、その瞬間から、魚は猛然と沖へ向かって走り出し、ドラグがなりっぱなしで糸が20メートルくらいは出た
だろうか。 それからどれだけの時間だったのかわからないが、寄せてはドラグが鳴り、沖に左右に走られてのやり取りが続き、ようやく岸に引き上げることができた。 まさに今まで体験したことの無い緊張と
興奮、至福の時間だった。 メジャーで測ったら長さ69センチの丸々と太ったメスのブラウンだった。
写真を撮ってリリースしたかったのだが、カメラを妻が持っており、どうしても写真を撮りたかったのと。家族を驚かせたかったのでキープした。
車に積んであったスーパーのビニール袋を2重にして頭から魚を入れたら、重さに耐えられず袋の底が抜けてしまった。
クーラーを持っていかなかった(正直、釣れると思っていなかったので)、ホテルへ帰る途中のスーパーでプラスチックの箱と氷を買った。
測りを持っていなかったので正確な重さを測れなかったのが残念だったが、重さは、保冷用に買った3.5キロ詰めの氷より明らかに重かった。 ブラウンはホテルに戻って、解体し、
腹上の部分だけ持ち帰った。 家に重さを測ったら2.4キロあった、もったいないくらいの身を捨てたので、頭、内臓、骨を入れたら、10ポンド(4.54キロ)近くあったような気がする。 味はというと、
虹鱒は美味しかったのだが、ブラウンの味は、。。。。。
大量に残ってしまったので、次回の鯛釣りの餌としての出番まで冷凍庫にしまっておくことにした。(ブラウンさんごめんなさい、今度はカメラ持って行きます)
それにしても、湖からの立ちこみでこんな大物が釣れるとは、レイク ロトルア恐るべし!
ヒットルアー
・Megabass Live-X SMOLT(SP)3.5g
・シャッド 黒金5センチ(メーカー不明) |